作家のこだわりはお客様のこだわりではない
作家が物を作るにあたって、きっと色んなこだわりが詰まってると思うんです。サイズ感や形、色、デザイン、素材、etc…
ただ、一つだけ言わせて頂くとタイトルの通りそのこだわりはお客様にとって重要ではない事が多々あります。
考えて見てください、量販品にしたって技術者やデザイナーや色んな人がこだわって作ってたりしますが、買う時にその全てにこだわりますか?
ハンドメイドだから買う時にはこだわりをしっかり見つけて頂いて、そうじゃない時はザックリだけ見て買う。なんてことはきっとないんじゃないかと思います。
作り手と買い手は見る部分もこだわる部分も違います。自分がこだわっている部分がお客様に伝わって気に入って頂けたとしたら、それはラッキーです。
ただ実際こだわりは必要なんだとは思います、僕自身こだわる方なのでお客様が気にしないと思っていてもこだわってしまいます。使用感だったり、ちょっとした細かい部分だったり、作っていると気になってしまいますしね。
何が伝えたいかと言うと、こだわっているならしっかりアピールしないと見てもらえないんじゃない?と。
自分がこだわってるから黙っていてもそれは伝わると思っているとするならそれはやめた方が良いですよ。って事です。
お客様は自分が見たい所を見ます。縫い目を気にしない、気泡を気にしない、そんなお客様なんてザラにいらっしゃいます。
自分が持っているこだわりと言う武器はしっかりとアピールしていきましょう。