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◆ハンドメイドミーティング公式ブログ◆

個性について!

作家さん達と色んな話をしているとやはり必ず「個性的」と言う言葉が出てきます。個性が無いと目立たない、自分らしさを出したい、などなど。

 

もちろん個性あって魅力的な商品は売れるでしょうし、ブランディングに繋がるのは間違いないと思います。

 

で、話を聞いている中で僕自身が感じる事ですが、個性的なものと言うのを少し間違えている方がいるように思えてなりません。今日はそんなお話。

 

◆個性は絶対評価

個性的=他の人より目立つ、他の人より印象深い、被りがない、と考えてる方がいますがそれは違います。

 

誰かよりと言う前提がそもそもの間違いで、あくまで自分の中から生まれてくるものが個性なのであって、他の人がしてないからと突飛なことをしたとしても、それが個性的かと言うとそんな事ではありません。

 

要するに個性は自分を突き詰めていった先にあるものだと言うことです。

 

そこで何で個性が出せないのか、と言うと他の人の目を無意識に気にしていたり、嫌われる事を避けようとしていたり、売れなかったらどうしようなんて思ってしまう、だから落とし所を考えながら製作して無難でありきたりなものが出来上がってしまいます。

 

それってはっきり言えば自分に対する妥協ですよね。

 

 

◆個性が大事とわかっているなら◆

人は、特に日本人は、個性的である事を避ける傾向があります。浮くことを避けるため、悪目立ちしそうだと避けるため、何はともあれ平穏な日々を過ごすため。その刷り込まれた感覚のまま個性を出していきたいと思ってもきっと無理です。

 

まず個性的である為に必要な事、それは自分を知ることです。自分に何が出来て、何が出来なくて、何がしたくて、何がしたくないか、他人の評価や批判を気にせず、ワガママに、作りたいものはなんなのか、そしてそれを突き詰めてみてください。