第1回作家さんインタビュー ”Silvia”さん
作家さんの事を知ってもらえる機会が作れないかな?ってことで企画した
「作家さんインタビュー」です!
色んな作家さんがどんなキッカケで始めたのか、どんな思いで作家を続けているのか
屋号はどうやって決まったのか、なんて普段あまり聞くことがない事をお話していただこうと思ってます。
その第1回目はSilvia(シルビア)さんです!
□本日はシルビアさんにお越しいただきました、よろしくおねがいします~
シルビア よろしくお願いしまーす!
□すみません、朝早くから来ていただいて…
シルビア いえいえ、とんでもない(笑)
□シルビアさんと言えばワイヤーアクセサリーですよね、実は他にもタティングレースだったり、サンキャッチャーとかもされてらっしゃいますよね。
シルビア そうなんですよー。
□そんなシルビアさんですが、まず、最初に屋号の由来って気になるんですが聞いても良いですか?
シルビア 由来はー、元々若い頃乗っていた愛車なんですけど〜
□あーーー!シルビア!
シルビア 日産シルビアのS13っていう。
□走るのが好きな人とかが乗る感じのやつですよね?
シルビア そうですそうです(笑)走るのが好きなわけじゃないんですけど、車のフォルムが好きで乗ってたって言う。
□シルビアって峠仕様とかそんな〜
シルビア そうです(笑)スポーツカーでぶぉんっって言うやつ(笑)
で、S13って言う結構昔のやつで、パールホワイトで買ったやつをメタルブルーに全塗装して(笑)
□ほんとデザイン重視で?
シルビア そうです(笑)デザイン重視で乗ってました。
□じゃあそれからのーーー?
シルビア からのー、シルビア。もう好きなものっていう感じだったんで、そのシルビアっていう風になんとなくつけて、結構愛着はあるんですよー。
□しっくりきますよね、なんか屋号ぽいと言うか、ワイヤーのイメージにも合う感じもしますし。
シルビア ほんとです?よかったー。
□ハンドメイドを始めたキッカケってなんでした?
シルビア 元々幼稚園教諭をしてたので、何でも作るのが当たり前みたいな感じで、好きで色々作っててそこからですね。
小学校の時から割と手芸が好きで、色々フェルトとかマスコットとか編み物とか、母に習ったりしてたのもあって。アクセサリーにおいては「あ、欲しいな」って思ったものが高いなって思って(笑)
□あー、はいはい(笑)
シルビア これなら作れるかもって思って、作ってみようかなーってところから入ってった感じです。
で、友達にプレゼントしたら喜んでもらえたから、なんかこんなの良いなーって思って、喜んでもらえるんだーって思って、そこから本腰入れていった感じです。
□委託やイベント、と言うか販売を始めたのはいつからですか?
シルビア そうですね、販売は元々フリーマーケットとかからやっぱり入って、で、そこから友達が働いてる化粧品屋さんに置いてみても良いんじゃない?って言われて〜
□今も置いてるんです?
シルビア 今も置いてるんですよー。ちょこちょこ化粧品と併せて出てるみたいで。
□そちらはワイヤーですか?
シルビア そこはワイヤーとタティングレース、サンキャッチャーも少し置いてもらってます。
□サンキャッチャーはワークショップもされてますよね?
シルビア してますしてます。今はちょっと場所が無いのと、やっぱりこのご時世だと難しいかなって言う…。
□確かに確かに…。
シルビア でも基本ワークショップが好きなので、人と対面で話しながら作ったりとか。
□話すのが好きっていう?
シルビア 話すの好きですねー(笑)
□シルビアさんって台紙に屋号を手書きでされてますけど、あれってこだわり?
シルビア 印刷とかにしようと思ってた時もあるんですけど、あと昔はスタンプでしてたんです「Silvia」っていう文字。でもなんか嫌だなーって思って、白の台紙に黒の文字で書いたらどうだろうって思って、あれ筆ペンなんですけど(笑)
□え?あれ筆ペンなんです?
シルビア そうです(笑)筆ペンで書いて、一文字一文字なんか違うっていう、一つ一つ違う、ちゃんと心を込めて作ってる的な、そういうこだわりはあります。
□今はワイヤーがメインでタティングレースが出始めましたよね?
シルビア タティングレースは秋冬になってきたんで、そろそろ増やしていこうかなと。
□タティングレースって凄く細かいですけど、どうやるんですか?想像つかなくて(苦笑)
シルビア あれ編むって言うよりも結ぶって言う方が多分正しいみたいで、糸を手にかけて編み物と一緒なんですけど、舟形のシャトルって言うのがあって。あれにグルグル糸が巻いてあるんですけど、それに糸を通してカチって、なんて言うんだろ(笑)結び目を作っていく感じです。
□デザインが結び目によって違ってきたりするんです?
シルビア そうそう、そうです。
□ほんと細かいですよねぇ
シルビア 細かいです。2cm進めるのに何回眠くなるか(笑)進まないんですよ(笑)
で、テレビ見ながら出来なくて、目を数えながらやるんで。ワイヤーだとそうじゃなくて感覚で作れるんで。
□あ、そうなんですね(笑)
シルビア なのでタティングレースの方が大変(笑)
□他に大変なことってあります?
シルビア ワイヤーアクセサリーの市場自体が増えてきてるんで、差別化っていうか、その中でどういう風に個性を出していこうかっていうので結構悩んでますね。
□似ちゃうんですよね、ワイヤーって。
シルビア そうなんですよ、どうしても使うものが一緒なんで、ワイヤーもビーズももう出回ってるものを使っちゃうんで、どうしてもその中で個性を出すって言うのがなかなか難しいなぁっていう。
□アクセサリーは特に難しいですよね。
シルビア 難しいですねー。だから「おっ!っ」って手に取ってもらえるものを作りたいっていうのが、今頑張ってるところですね。
□それで、その流れもあっての蜘蛛?
シルビア そうですね(笑)蜘蛛はまさかっていう感じのものでもあったんで。
□実際何点か出てますよね?
シルビア 何点か出てて、今少し止まってるのでここからどうしょうか?っていう、今すごく悩んでます。
□それで今の通常のワイヤーアクセも残しつつと。
シルビア そうですね、通常のも見たいって言う方もいるので、両方でやっていきたいかな自分はって。うん。試行錯誤です。
□ありがとうございます、最後に!これからの目標とかってありますか?
シルビア 目標っていうのが私は最初本当になくて、委託を始めた頃っていうのは、委託で売れたらラッキーくらいに思ってたんです。
やっていく中、自分の中で作家さんって呼ばれることに慣れてなくて、委託先で作家さんって呼んでくださってることに責任をちょっとずつ感じてきて、で「そうだよね、責任を持って売るって事はそういうことだよね」と思って。ちょっとずつ自覚が出てきて。
で、趣味の延長線ってことに変わりはなかったんですけど、もっとSilviaのアクセサリーを着けてる人を街で偶然見かけたくらいの「あっ!」っていう発見を増やしたいなぁって思ってます。
その為に結構力を入れていかないといけないのは販売で。どうやったら売れるかって思ってて、在庫も抱えてる分それを上回る収入は欲しいって言うのがあって、どうしようって部分はありますけどね(苦笑)
□目標としては、たくさん稼ぎたいの前にどんどん広めたいって感じですか?
シルビア 広めたいですね(笑)
□ありがとうございます。今回はSilviaさんにお話うかがいました、ありがとうございました〜。
シルビア ありがとうございました〜。
Silviaさんのインスタはこちら
https://instagram.com/silvia.s13.blue?igshid=5rnztmumdn0n