量産出来ない、さてどうする？

売上の目標金額があるとして、自分の製作ペースと販売開始価格でその目標に到達出来るか？って言うと結構難しいんですよね。

クオリティやデザイン性重視にすると製作ペースは落ちる、生産性重視だとクオリティやどこかしら犠牲にしなきゃできなかったり。

そこで販売価格を上げて、と言うのが本当は理想なんですが、商品のカテゴリー的に値上げに限界があるものだってあります。例えば布物等はティッシュケースに1万円も値付け出来ないし、かと言ってたくさん売れるものでもないし。

そこで考え方の1つ。

これはオリジナルのキャラだったりデザインを持っている作家さんでないと難しいやり方ですが、ちょっとしたグッズを外注するってやり方があります。

更にそのグッズ販売で出た利益をメイン商品の製作費に充てる事が出来るのがベストなんですが、作家さんのプライド的にメイン商品だけで勝負したいって気持ちがある場合はなかなか難しいところ、ここは割り切りが必要です。

実際グッズ展開だったりと言うのは宣伝広告にもなり得るもので、そこで利益が出る、最低でも赤字にならないようになりさえすればメインの製作にとってプラスになりますよね。

ハンドメイドってカテゴリーの中で活動するにあたって、あくまで手作り品に拘りたい気持ちはよく分かりますし、今までのやり方ならそうするべきなのかもしれません。

そこだけで勝負をするのか、色んな方法を試してみるのか、決めるのは作家さんの自由です。作家活動をする上で、何がやりたくて、その為に何が必要で、どうすれば出来るのかを柔軟に考えていくべきだとは思います。