魅せ方

価格の話になった時に、「何でそんな高いの？」とか「組み合わせただけなのに？」って言われた事に対して「色んな費用がかかってる！」とか「パーツ選びも大変！」ってアンサーがあって、色んなとこで似たような話を結構聞きます。

僕自身もその色んな費用が掛かってることや、パーツ資材を探したり、作るのが大変だったり、それに対する対価を求めるのは当然だと思いますし、ここでも何度となく書いてます。

ただ、それって単純にハンドメイドだから安く見られてるんでしょうか？

と言うのが今回のお話。

でもまぁ実際ハンドメイドって前提で見られてる事も安く見られる原因ではあるんですが、その印象を薄くする事が必要だと思います。

イベントでも店舗でもよくあるのが、商品では無い部分(値札、台紙、パッケージなどなど)が安っぽいものがあります。

例えば100均で見たことあるようなものをそのまま使ってるパターン。これは100均のものがいけないんじゃなく、そう見えるものをそのまま使ってしまってる事、あくまで見栄えの問題です。

パッケージ等も価格の見え方の違いが顕著に出たりします。

失礼を承知で言いますが、「見る目がない」お客様は必ずいます。逆に「目の肥えた」お客様も必ずいます。

安く見られてしまう事に対して、それが見る人にとっては安く見えてしまうものであるという認識だけはするべきかと思います。逆に安く見えないようにする為の努力は作家さん側でしっかりやらないといけない気がします。自分の商品がどうすれば売りたい価格に見えるか、と言う「魅せ方」もしっかり考えていきましょう。