H.M.meeting

◆ハンドメイドミーティング公式ブログ◆

写真

ハンドメイドで作ったものをSNS等で紹介する時、必ず写真を撮りますよね。

当たり前な事だとは思うんですが、この写真って結構大事だと思っていて、綺麗に且つ商品がちゃんと分かるものになってないといけないと思うんです。

 

正直言うと僕自身、写真を撮るのが苦手と言うか最早出来ないと言って良いくらいなので、毎回とても苦労します。

 

さて、この商品写真なんですが、僕がいつも見ていて違和感と言うか「ん?」と思うこと。

「違いが無くない?」

です。

 

つまり、写真の撮り方が分からないので他の人がアップしている画像を参考に撮っている。もしくは、ネットで検索して「こんな感じで撮ろう!」を実践している。

って感じがします。

 

試しにミンネで検索してみて下さい。

アクセサリー等は特にですが、作家さんが違う事が分からないくらい似た写真が並ぶ事があります。

 

とすると、ハンドメイドアカウントで流れてくる写真も似たものばかりなので、目にとまり難いって思いませんか?

 

はっきり言うと、出来るだけ自然光で明るく、背景をデザインしてカメラ(スマホ)は三脚等で固定して撮りましょう。

をみんながみんな忠実にそのままやっちゃうと、作家さんがいつも考える個性が無くなりますよね。

 

個性は商品だけではなくて、写真や紹介文にも必要です。

単純にこなすだけではなくて、一つ一つに理由を付けて考えてみましょう。

 

 

売れないものを予想する2

以前「売れないもの予想する」と言う記事を書かせていただきました。

 

過去記事はコチラ⬇⬇⬇

売れないものを予想する - H.M.meeting

 

「売れない判定は合ってる?」と言う内容でしたが、今回はそれとは少し違うお話。

 

作家さんは売れるもの、売れそうなものは絶対考えると思います。そして売れそうにないものの事はほぼ考えない。

 

これ、結構ほとんどの方がそうだと思います。

作家さんだけじゃなく、そうでない方も「成功」をしたいので上手くいく方法を考えるのが通常の様な気がしてるんじゃないでしょうか。

 

実は上手くいく事を考えるのではなく、失敗を避ける事を考える方が良い事があります。

と言うのも、たまたま成功することはあっても失敗するときは必ず失敗する。これは某監督の名言にも似たようなものがあります笑

 

要するに、これを押さえとけば成功する確率はともかく失敗はしないぞ!ってやり方をしましょう、その為に「売れないものを予想する」って事です。

 

前回の「売れないもの〜」の内容と矛盾している様に感じるかもしれません、売れないと思うものは本当にに売れないものなの?と言いつつ、売れないものはとにかく避けようって今回書いてますしね。

 

結局の所、売れる売れないとか成功や失敗の精度はおそらく「経験すること」でしか上がらないと思います。

故に、売れないものを予想して実際売れたか売れなかったか、そのデータをしっかりと収集してその精度を上げる事によってより勝ちに近付けるんじゃないかと。

 

つまり漫然と販売し続けるのではなく、何度も何度も試してデータを取っていくことをしていかないと、望む結果は出ないと思います。

 

 

 

 

 

 

贈答用

先日テレビを見ていて、あほみたいに高いイチゴやヨーグルト(価格が通常から3桁違うくらい)が存在しているのを知って「ん?」と思ったことがあります。

これって自分用ってより贈答用のが需要高いよな?

です。

 

流石に一粒1万円するイチゴを自分に買うって結構な金持ちしかやらない気がします。

で、ふと思うんです。
「ハンドメイドってそういう贈答用って思えるもの少ないない?」っていう。

 

少々高くしても数千円だし、仮に価格を極端に上げたくてもその価値を見い出せる程のものは作れない。

となると、このままだとハンドメイドの頭打ちはそこで、自分が欲しい手頃なものまでが限界って事になります。

 

で、考えてみて欲しいんですが、クオリティに自信があるなら贈答用価格にしてみても良いと思いませんか?

誰かにプレゼントをする時、相手やタイミングによって予算は変わってきます。

ただ、きっと数百円で済まそうと思うことはあまり無いんじゃないでしょうか。

 

パッケージ等の見栄えも考えて、色々付加価値を付けて価格設定をする事があっても良いはずです。

 

もし贈答用として使えそうな商品があるのであれば、試してみても良いかもしれません。

 

 

 

 

思い込んでない?

とかくハンドメイドは「こうしないといけない」って考え方の作家さんがいて、その理由としては「みんなそうだから」もしくは「そういうものだから」って言う根拠の欠片もない理由(?)で、場合によってはマウントをとってくる方がいらっしゃいます。

そこで新米作家さんが「こうしないといけない」と言うより「それをしないと何か言われるかもしれない」と言う心理になるのか、それが正解として受け入れ、更にそれを後輩作家さんにも伝えていくような流れが出来ている気がします。

 

と前置きをしましたが、どんな考え方でどんな活動をするのも自由なので、正直何だって良いとは思ってます。

 

さて、自分はそんな事ないよ!って方ももちろんたくさんいらっしゃると思います、これは僕自身もそうです。基本的に根拠の無い主張は1mmも聞き入れる事が出来ない体質なのでしょうがないんですが、そんな僕が「これはこのイメージだからこうでしょ」と決め付けてしまってる事があります。要するに一つの事柄に対して自分の引き出しにある答えの一つを当てはめて正解にしているんですが、これが思い込みなんです。自分で「いかんいかん」と気付けた時は頭をリセットして考え直すようにはしています。

 

実際様々な事を先人達が試してきた上での「こうしなければいけない」という物もあるんじゃないかと思います。ただそれが全てとして盲信することで、新しい何かが生まれて来ないようになってしまうと、おそらく発展することはなくなります。

 

とかく思い込みと言うのはクリエイティブとは相反する感覚で、元々存在する知恵や知識、それを踏まえて新しいことをするのか、古きを重んじて忠実にするのか、それは個人の自由でしょう、ただ、個人的には温故知新ってやり方がベストなんじゃないかな?とは思います。

 

 

可愛いと欲しいは違う

自分が作ったものの評価として「可愛い!」とか「素敵!」とか頂くと嬉しいですよね。

ただそれが売上と直結しない事実から目を背ける訳にはいかないのが現実です。

 

作った商品はきっと「素敵なもの」なのだとは思います。評価が数で現れるSNSだと尚更そうなんだろうなぁと思うんですが、きっと素敵ではあるけれど「欲しい」とまではならない。ここの理由を考える必要があるんじゃないでしょうか?

 

例えばアクセサリーで言えば、「作品」としては可愛いけれど自分が身に付けるにはちょっと似合わないかもしれないし…。

とか、

バッグ類で言えば、「作品」としては可愛いけれど自分が持つにはちょっと似合わないなもしれない。

と、なっているのが現実じゃないかな?と思ったりします。

 

ハンドメイド作家さんが作る「作品」は見栄え優先で実用性がその次だったりしてるんじゃない?って事が多々あります。

 

ここまではおそらく誰もが辿り着く理由の1つじゃないかなと。

簡単に言えば、使い易いものを作ればそれなりの需要はあるんじゃないかな?って話です。

 

要するに目的が「売ること」であるならそのニーズを取りに行く事が、最短で結果が出せる事になるんじゃないかと思います。

 

 

 

 

 

作家のこだわりはお客様のこだわりではない

作家が物を作るにあたって、きっと色んなこだわりが詰まってると思うんです。サイズ感や形、色、デザイン、素材、etc…

 

ただ、一つだけ言わせて頂くとタイトルの通りそのこだわりはお客様にとって重要ではない事が多々あります。

 

考えて見てください、量販品にしたって技術者やデザイナーや色んな人がこだわって作ってたりしますが、買う時にその全てにこだわりますか?

 

ハンドメイドだから買う時にはこだわりをしっかり見つけて頂いて、そうじゃない時はザックリだけ見て買う。なんてことはきっとないんじゃないかと思います。

 

作り手と買い手は見る部分もこだわる部分も違います。自分がこだわっている部分がお客様に伝わって気に入って頂けたとしたら、それはラッキーです。

 

ただ実際こだわりは必要なんだとは思います、僕自身こだわる方なのでお客様が気にしないと思っていてもこだわってしまいます。使用感だったり、ちょっとした細かい部分だったり、作っていると気になってしまいますしね。

 

何が伝えたいかと言うと、こだわっているならしっかりアピールしないと見てもらえないんじゃない?と。

自分がこだわってるから黙っていてもそれは伝わると思っているとするならそれはやめた方が良いですよ。って事です。

 

お客様は自分が見たい所を見ます。縫い目を気にしない、気泡を気にしない、そんなお客様なんてザラにいらっしゃいます。

自分が持っているこだわりと言う武器はしっかりとアピールしていきましょう。

 

 

 

 

 

 

販売後のストーリーをイメージする

商品を作って商品を販売してお客様に届ける。この一連の流れは作家さんが普段している事だと思います。なので、この流れのイメージはきっとあって、その中でどうやったら売れるのか、どんなものが売れるのか、ここは結構考えていると思います。

 

さて、その流れに1つ付け加えて頂きたいものがあって、「お客様が購入してからどうなるか」って言う購入後の事を考えてみてはどうでしょうか?っていうお話。

 

お客様が商品を買う時のポイントとして「購入理由の多さ(量)」ってものがあります。

単純に「安い」「デザインが好き」「好きな作家さん」「子供が産まれた」「目が合った」上げればキリがない程、理由としてなり得るものがあって、その中の、購入して「どこで使う」「どう使う」が分かりやすく見えると購入理由が増えます、ここを取りにいきます。

 

ちなみに、アクセサリー作家さんがよくする顔写真の耳にピアス(イヤリング)を乗せているパターンありますよね。あれは購入後のストーリーでは無くて、デザインを見せている感じがするので少し違うような気はしてます。

 

前にも書いた(と思う)のですが、商品の使い方、飾り方、使うシーン、合わせる服、などのイメージ、要するにお客様が自分が作った商品をどのように扱うかまで考えてみるだけで、もの作りが少し変わってくるかもしれませんね。