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◆ハンドメイドミーティング公式ブログ◆

作家にしかわからない事を考える

ハンドメイドのお店を経営していると、お客様から「これって何?どう使うもの?」と聞かれる事があります。ハンドメイドを知る人から見れば当たり前のようなものでもハンドメイドを知らない人には何か分からないものが実は結構あります。

そこで「こういう物ですよー」と説明して初めて「そんなのがあるんだねー」って流れになります。お店をしていて説明する事などはお客様と会話をするきっかけにもなるし喜んでさせて頂くのですが、作家さんがその商品を「お客様も分かる」前提で考えているのであれば、それは少し違います。

例で上げると

〇イヤリングコンバーター

まだまだ知らないお客様は多いです。これに関しては出回り始めた時期が比較的最近なので知らない人が多いのもしょうがないと感じる方もいるでしょう。

次に

〇ポニーフック

え??となった方いませんか?実はポニーフック知らないお客様もいます、僕自身は知っていて、女性は殆どの方に認知されているものだと思っていました。ですので、知らない女性がいる事に実は結構驚いてしまいました。

つまりそういうことなんです。

ハンドメイドをしていると当たり前のように知っていて、お客様も普通に知っているはずだと言う考えは間違っています。

アロマサシェやアロマストーン等も、何に使うの?どう使うの?どこで使うの?って質問は結構あります。

販路をハンドメイド作家もしくはハンドメイド好きな方に絞るのであれば特に気にするような事ではないのかもしれません。

ただ、知っているだろうという前提で、特に使い方等のアナウンスやポップを利用していないが為に、知らない方への売り逃しをしている可能性は否めませんよね。

もちろんお店でも聞かれればお応えしますが、お客様の中には声を掛けられたくない方も一定数いらっしゃいます。

自分が客としての立場なら?ということは結構考えられるんじゃないかと思います。ただ、小売店に来るお客様は本当に様々な方がいらっしゃいます。ネット販売時のお客様も同様でしょう。

自分はこう思うけど、そうじゃない人も必ずいるということは意識して、商品の紹介などはやりましょう。