売れないものを予想する

作家さんのほとんどが売れる商品を考えると思いますが、その逆売れない商品は何だろう？って考えたことはありますか？

委託販売やイベント、ネットでの販売時にはきっと人気の商品や流行の商品を考えて製作し出品すると思います、当然の事ですよね。

しかしここで思うのは、自分の売れない判定って本当に正しい？ってことです。

だって売れると思っていたものが売れない事だってあるんですからその逆も然りですよね。

店の経営をしていると、そんなに動かないだろうなぁ～って思いつつ仕入れた商品が結構ウケて勢いよく完売なんてことはそう珍しくありません。

色んな情報を整理して考えたとしても、思わぬものが売れるなんてことはザラなんです。

なかなか売れない、思うように売れない、と悩まれる方はやはり多いんじゃないかと思います。であれば、これは売れないだろうと思ったものも作ってみて販売してみるというのも一つの作戦です。そしてここで大切はのは、ビビらないことです。

絶対売れないはず！そのつもりで作る！この気持ちが本当に必要で、少しでも気持ちがブレて完全にそっちに行けないなんてことをすると、データとして成立しません。極振りすることが大事なんです。

その結果、散々なデータになったなら、その方向じゃ無理だという事が結果としてわかります。逆に興味を持つお客様がいるのが分かれば、実はウケる可能性がある事がわかります。以前にも書きましたが、「平均点」を取りにいくとこれがわからなくなります。

要するに、委託販売にしてもネット販売にしても、「とりあえず出品してみた」だと何が良くて売れたのかが分かりにくいんです。安いからなのか、デザインなのか、その確認作業をまずは行った方が長い目で見たときに有意義ですよね。