少数派を狙え

たくさん売りたいのになんで？って思われるかもしれませんが、たくさん売りたいなら狙わなければいけない「少数のお客様」結構大事なお話です。

たくさんのお客様に受け入れられる商品に必要なものがあります、これは「平均点」です。平均的なデザインであれば１００人いればその８割の８０人くらいはその商品を選ぶかもしれません。そしてその８０人のお客様を、例えば１００人の作家さんが取り合うと倍率は０．８ですね、一人の作家さんに対して売れるか売れないかっていう計算上の話ですがこうなります。ここでどうすれば売れるのかって言うと、平均点の商品なのですから安くするしかない一番ダメなスパイラルになります。

逆にあとの２０人のお客様に絞ってみます、要するに「平均点」が選ぶ基準ではないお客様です。今のハンドメイドの現状では「平均点」狙わない作家さんは少ないので、２０人のお客様に対する作家さんの数が例えば５人いたとすると倍率は４、一人の作家さんに対して４人のお客様が当たります。

これはあくまで計算上の話ですし、割合も何となく大体でしかありませんが、当たらずとも遠からずになっていると思います。

ちなみにこの少数派のお客様は、要するに個性が欲しい、他人と違うものが欲しい、という想いがあるお客様が多いはずなので、一度グっと心を掴んでしまえがきっと根強いファンになっていただけるとおもいます。

ただここで知っておいていただきたいのは、あくまで少数派で絶対数が少ない分探し当てていただくまでに時間はかかります、目先の売上を選びたいか、今後の売上を選ぶのかでまた方法は変わってきます。

しかしお伝えしたいのは、少数派のお客様は間違いなく作家さんの作り上げた世界を気に入って購入されるってことです。

あなたが選ぶのはどっちですか？