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◆ハンドメイドミーティング公式ブログ◆

稼いで何が悪いの?

ハンドメイドで利益を追求して稼ごうとする動きをする事に批判的な意見を目にすることがあります。資材を組んだだけなのに高い、趣味みたいなものなのに高い、好きなことをしているのに高い。など、お客様だけでなく、利益を追求しない作家さんでもそういう意見を持たれる方がいらっしゃいます。

ギリギリの価格、材料費にすらならないような価格でも場合によっては高いと言われます。

おそらく作家さんが気になるのはお客様に価格の事を言われるより、他の作家さんに価格に対する批判をされる事ではないでしょうか?言葉を選ばずに言うと「この程度でこの価格は高すぎだ」と言われる事を避けたい気持ちがあると思います。そして思われているだけなら自分は知らないので気にはなりませんが、直接でも間接的でも耳にしたり知ってしまうともう凹みますし気が気じゃないですよね。

 

まず、「利益を追求=職業としてやる」と言うことを理解して下さい。そして利益を求めない作家さんとは向いている方向が違うと考えましょう。

プロ野球を知らない人がボール投げて打つだけで何億も貰うなんておかしい、というような意見に耳を傾ける必要はありません。

趣味の方は趣味のやり方、仕事としてやる方はそのやり方、考え方も価値観も違います。お金にがめついようなイメージを持たれる事を避けたいのかもしれませんが、利益を求めて活動する事は「悪」ではありません。批判される方が単純に嫌っているだけなので、相入れられない事と割り切ってしまえば良いです。

 

「ハンドメイド」と言うカテゴリーの中でやる以上、利益を上げると言うことに批判的な意見はきっとついてまわるものでしょう。しかし今後ハンドメイドを続ける為にも、しっかりと労働に対する正当な対価を頂く必要があるはずです。もちろん対価に見合うものを作ることは必須です、ですので価格に悩んだり周りの評価や批判に悩むより利益を上げる為のスキルアップ等に時間を費やすべきじゃないでしょうか。