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◆ハンドメイドミーティング公式ブログ◆

ディプロマの意味

ハンドメイドの世界ではよく「資格」「ディプロマ」と言う言葉を目にします。

私自身「資格」と言うものはたくさん持っています、仕事をする上で必要な運転免許などの国家資格です。

それではハンドメイドの「資格」「ディプロマ」はどんなものでしょうか?

 

ハンドメイド品の中には販売する為に必要な資格は確かに存在します、法律で定められたものがそれにあたります。

しかし、ハンドメイドの場合「あるデザイン」のものを製作販売するにあたって必要な資格やディプロマが存在します。ハーバリウムやリボン、その他講習等を受けた方のみそのデザインや作り方を使って販売して良い、その名称を使って良い。と大雑把に言えばそんなところでしょう。

ハッキリと言います。

法律で定められた資格でないなら、認定資格や修了証はお客様にとって大した意味を持ちません。

ハンドメイド作家にとってのこだわりが必ずしもお客様の注目すべき点にはならないんです、資格やディプロマもそのこだわりの中の1つです。

 

ここで勘違してはいけないのが、資格やディプロマそのものが無意味なものと言うことではありません、重要なのは「形式ではなく結果」です。受講して身につけた知識やスキルそのものには必ず意味があります。作家プロフィールに資格として並べるだけ並べても、それはお客様にとっての注目すべき点にはならならず、それによって作り上げられた商品が素晴らしいものであることが重要になります。

 

資格やディプロマが作家活動に何ももたらさないと言うわけではありませんが、資格を持っている、修了している、と言うだけで商品が売れるなら誰もが人気作家になれます。ハンドメイドを知らないお客様には「ディプロマって何?」と言う方の方が多いんです。

お客様にとって重要なのは作家プロフィールにある資格やディプロマなのか、それらに裏付けされた素敵な商品なのか、考えるまでもありませんよね。